リジュランが怖いのはなぜ?不安を解消するための対策を解説

リジュランが怖いのはなぜ?不安を解消するための対策を解説|眠れるスキンクリニック田町|三田駅・田町駅の皮膚科・美容皮膚科・麻酔科

更新日:2026/09/22投稿日:2026/09/22

リジュランが怖いのはなぜ?不安を解消するための対策を解説

「リジュランに興味はあるけれど、なんだか怖くて一歩踏み出せない」と感じていませんか。

痛みや針への恐怖、施術後の見た目、そして「本当に安全なの?」という不安など、怖いと感じる理由は人それぞれです。

大切なのは、何が怖いのかをはっきりさせ、それぞれに対して打てる手を知ることです。

この記事では、リジュランを怖いと感じる不安要素を掘り下げたうえで、その怖さをやわらげるための具体的な対策をお伝えします。

「リジュランが怖い」という方のために、当院では眠ったような感覚のなかで施術を受けられる「静脈内鎮静法」を導入しています。「痛みが怖い」「針が怖い」という方は、お気軽にご相談ください。

リジュランが「怖い」と感じる主な不安要素

リジュランを怖いと感じる背景には、以下のような要素が考えられます。

  • 施術中の痛みが怖い
  • 顔に針を刺す行為が怖い
  • 顔に異物を入れる行為が怖い
  • 施術後のボコボコ(エンボス現象)が怖い
  • 安全性の根拠がよくわからないことが怖い
  • 不自然な仕上がりになることが怖い

それぞれ、なぜ怖さにつながるのかを詳しく見ていきましょう。

施術中の痛みが怖い

リジュランの痛み

リジュランは、ヒアルロン酸などの注入と比べても痛みを感じやすい施術です。有効成分が水分を多く含み、注入時に組織を押し広げる感覚が生じやすいためと考えられています。

また、頬や目元など皮膚が薄くデリケートな部位ほど、痛みを感じやすい傾向があります。たとえば「チクッ」とした針の痛みに加え、薬剤が注入される瞬間のずしっと重い感覚、注入された後の染みるような感覚が重なることが、痛みへの恐怖を強めています。

実際にSNSを見ても「リジュランは痛い」という発信は多く、施術前から身構えてしまうのは当然のことかもしれません。

なぜリジュランは、ここまで「痛い」というイメージが広がっているのですか?

西脇智哉 院長 西脇智哉

リジュランは1回の施術で同じ範囲に何十回、場合によってはそれ以上針を刺すことも珍しくない施術です。ヒアルロン酸のように数か所へピンポイントで注入する施術と比べると、単純に「痛みを感じる回数」が多くなりやすく、そのぶん記憶にも残りやすいと言えます。
もう一つ見逃せないのが、麻酔への取り組み方はクリニックによって差があるという点です。麻酔クリームの浸透のさせ方や時間、笑気麻酔・神経ブロックといった選択肢の有無によって、同じリジュランでも体感する痛みは大きく変わります。SNS上の「痛かった」という声の中には、こうした麻酔対応の違いが影響しているケースも少なくないはずです。

顔に針を刺す行為が怖い

リジュランの施術

「顔に針を刺す」という行為自体が怖い方も少なくありません。とくに顔は敏感な部位であり、目や口に近いことから、無意識に強い恐怖を感じやすい場所です。

リジュランは1カ所だけでなく、気になる範囲に複数回に分けて注入していきます。こまかく何カ所も刺すイメージが、恐怖を大きくしていることがあります。

「どのくらい刺すのか分からない」という情報不足も、漠然とした怖さの一因です。

普通の注射すら苦手なのですが…リジュランを受けられますか?

西脇智哉 院長 西脇智哉

「注射が苦手」という方にこそ、まずお伝えしたいのは、麻酔の選択肢は一つではないということです。麻酔クリームでも不安な方には神経ブロック注射や笑気麻酔を組み合わせられますし、それでも怖さが拭えない方には、麻酔科専門医の管理のもと、静脈内鎮静法で眠っている間に施術を終えていただくことも可能です。極端に言えば、「針が顔に刺さる瞬間を一切見ることも感じることもなく、気づいたら終わっていた」という受け方もできますので、注射そのものへの恐怖心がある方でも選択肢は十分にあります。

顔に異物を入れる行為が怖い

「体に本来ないものを、よりによって顔に入れる」という行為に、強い抵抗を覚える方もいます。顔は自分の印象を左右する大切な部分であり、そこに手を加えることへの心理的なハードルは高くなりがちです。

「一度入れたら元に戻せないのではないか」「取り返しのつかないことになったらどうしよう」という不安が、恐怖の根っこにある方もいるでしょう。目に見えない体の内側で何が起きるのか想像しにくいことも、抵抗感を強めます。

こうした「入れること自体への怖さ」は、決して大げさな感覚ではなく、自然な心理反応といえます。

施術後のボコボコ(エンボス現象)が怖い

エンボス現象

リジュランは施術直後に、皮膚の表面がボコボコして見えることがあります。これは「エンボス現象」と呼ばれ、注入した薬剤がまだ肌になじまず、皮膚の下に一時的なふくらみとして残っている状態です。

近年はSNSなどで施術直後の写真を見かける機会も増え、そのボコボコした見た目に驚いて不安になる方も多くいます。「自分もこうなるのか」と、施術前から強く身構えてしまうのです。

一時的なものだと知っていても、いざ自分の顔がその状態になると想像すると、やはり怖いと感じるのが正直なところでしょう。

安全性の根拠がよくわからないことが怖い

「効果や安全性を裏づける根拠が見えない」という状態そのものが、恐怖につながります。人は、正体や結果が分からないものに対して、実際以上に大きな不安を感じてしまうものです。

とくにSNSでは、「失敗した」「後悔している」といったネガティブな発信も目に入ります。そうした投稿ばかりが記憶に残ると、判断材料が偏り、「危ないのかもしれない」という漠然とした怖さだけが膨らんでいきます。

確かな根拠を持てないまま情報の波にさらされることが、不安を強めているのです。

不自然な仕上がりになることが怖い

「やりすぎて不自然な顔になったらどうしよう」という恐怖もよく聞かれます。これは、ヒアルロン酸注入で頬や唇が膨らみすぎた事例のイメージが影響していることがあります。

「周囲に施術したことがバレてしまうのでは」「自分らしい顔でなくなったら」という心配は、恐怖を大きくします。仕上がりは施術を受けてみるまで分からないため、なおさら不安になりやすいでしょう。

自分ではコントロールできない結果に身をゆだねる点が、怖さの要因といえます。

実際にリジュランで、不自然な仕上がりになることはあるのですか?

西脇智哉 院長 西脇智哉

リジュランはヒアルロン酸フィラーのようにボリュームを足す薬剤ではなく、時間とともに吸収・代謝されていく性質の薬剤です。そのため、仮に技術的な要因で一時的な凹凸が出たとしても、数ヶ月単位で不自然な状態が続くといったことは考えにくく、多くは薬剤が吸収されていく過程で自然に目立たなくなっていきます。

リジュランの怖さを解消するための対策

ここまで見てきた不安は、正しい知識と準備によってやわらげることができます。怖さを解消するための対策として、次の5つが挙げられます。

  • 麻酔を使う
  • 成分の安全性を正しく知る
  • ボコボコ(エンボス現象)は一時的なものと理解する
  • 少ない注入量・狭い範囲から始める
  • 実績のあるクリニック・医師を選ぶ

それぞれ詳しく見ていきましょう。

麻酔を使う

リジュランで使える麻酔

痛みへの不安には、麻酔の活用が有効です。

麻酔の種類特徴
表面麻酔(麻酔クリーム)施術部位に塗り、皮膚表面の感覚をにぶくする。手軽で広く使われる。
神経ブロック注射神経の周囲に麻酔薬を注入し、その神経が支配する範囲の痛みを抑える。
笑気麻酔ガスを吸入し、リラックスした状態にする。緊張や恐怖がやわらぐ。

表面麻酔や神経ブロック注射による痛み対策は、多くのクリニックで採用されています。さらに笑気麻酔を加えれば、痛みだけでなく施術への緊張や恐怖心そのものがやわらぎます。

さらに、恐怖が強い方向けに、点滴で鎮静剤を投与し眠ったような状態で施術を受けられる「静脈内鎮静法」を扱うクリニックもあります。静脈内鎮静法でのリジュランは韓国にて「睡眠リジュラン」として広く認知されているものの、国内ではまだ導入しているクリニックが限られているのが現状なので、希望する場合は対応の可否や体制を事前に確認するとよいでしょう。

西脇智哉 院長 西脇智哉

当院では静脈内鎮静法を導入するにあたり、施術を担当する医師とは別に、麻酔モニタリングを担当する看護師または医師を必ず配置しています。血圧、脈拍、酸素飽和度、呼気終末二酸化炭素分圧などを継続的に確認しながら、安全に配慮した鎮静管理を行っています。
リジュランははっきりとした痛みをともなう施術ですので、痛みや不安が強い方は無理をせず静脈内鎮静法もご検討ください。

成分の安全性を正しく知る

「異物を入れる不安」や「安全性が分からない不安」という怖さには、成分について正しく知ることが対策になります。

リジュランの主成分はサーモン由来のDNA断片で、精製の過程でタンパク質などが取り除かれるため、アレルギー反応を起こしにくいとされています(※1)。

また、注入後は体内で少しずつ分解・吸収されていくと考えられており、報告されている副作用も、注入部位の一時的な赤みや腫れなど軽度なものが中心です(※2)。「ずっと体内に残り続けるものではない」と知っておくだけでも、抵抗感はやわらぎます。

それでも不安が残る場合は、抱え込まずに医師へ直接質問することが大切です。疑問をその場で解消しておくことが、納得して施術を受けるための近道になります。

※1 参考:Medicine (Baltimore)「The efficacy and safety of polydeoxyribonucleotide for the treatment of knee osteoarthritis
※2 参考:Journal of Clinical Medicine「Polydeoxyribonucleotide in the Treatment of Tendon Disorders: A Systematic Review

西脇智哉 院長 西脇智哉

当院では正規代理店を通じてリジュランを仕入れており、並行輸入品や出所不明のルートは使用しておりません。未承認医薬品である以上、「どこから来た製剤なのか」がはっきりしていることは、安全に施術を受けていただくための大前提だと考えています。
また、実際に施術を受けていただく際には、未開封のパッケージをその場で開封するところを患者さんご自身の目で確認していただいています。「本当にリジュランが使われているのか」「使い回しではないか」といった不安を持たれる方もいらっしゃると思いますが、目の前で開封することで、そうした不安を解消していただけるようにしています。

ボコボコ(エンボス現象)は一時的なものと理解する

▼エンボス現象の時間経過による変化

・施術当日

エンボス現象の時間経過による変化


・施術後1日目(翌日)夜

エンボス現象の時間経過による変化


・施術後3日目

エンボス現象の時間経過による変化

対象30代女性
撮影タイミング1枚目:施術直後
2枚目:施術後1日目夜
3枚目:施術後3日目
施術内容リジュラン4cc
施術回数1回
施術の総費用99,800円
※自由診療
リスク・副作用赤み、腫れ、内出血、ひりつき、アレルギー反応、硬結

施術後のボコボコ(エンボス現象)への恐怖は、その正体を知ることでやわらぎます。エンボス現象は、注入した薬剤がまだ吸収されていないために生じる、一時的なふくらみです。

薬剤が肌になじむにつれて自然に目立たなくなり、多くの場合は数日で落ち着いていきます。「なじむ前の一時的な状態」と理解しておけば、鏡を見ても慌てずに済みます

少ない注入量・狭い範囲から始める

不自然な仕上がりやボコボコが心配な場合は、控えめな量から試す方法があります。狭い範囲・少ない量から始めることで、自分の肌がどう反応するか、仕上がりがどうなるかを確認しながら調整できます。

「まずは気になる部分だけ試して、様子を見てから範囲を広げる」といった選び方であれば、失敗への不安を抑えられます。

初めてで様子を見たい場合、何ccから始めるべきですか?

西脇智哉 院長 西脇智哉

「まずは様子を見たい」という方には、1本(2.7cc)からのスタートをおすすめすることが多いです。
※正規代理店から仕入れているリジュランは1本2.7ccとなっています
1本(2.7cc)の場合は顔全体にまんべんなく行き渡らせるというよりも、乾燥や小じわが気になる部位(頬など)に集中させて注入する形になります。肌との相性や施術後の反応、痛みへの耐性などを少ない負担で確認することができます。

実績のあるクリニック・医師を選ぶ

安心してリジュランを受けるためにもっとも重要なのがクリニック・医師選びです。リジュランの仕上がりは、注入する医師の技術や経験に大きく左右されるためです。

選ぶ際は、症例数の多さや、カウンセリングの丁寧さを確認するとよいでしょう。カウンセリングでは、たとえば次のような質問をしてみてください。

  • 「私の肌にリジュランは合っていますか?」
  • 「私の肌質・部位の場合、どのくらいの量が適切ですか?」

こうした質問に、リスクも含めて丁寧に答えてくれるかどうかは、信頼できる医師かを見極める大きな手がかりになります。ごまかさずに向き合ってくれる医師であれば、安心して任せやすくなります。

西脇智哉 院長 西脇智哉

当院では施術前に最大30分程度、施術を行う医師と直接会話をする時間を設けています。リジュランは「怖い」というイメージがあるからこそ、納得してから施術を受けることが大切です。不安に思うことがあれば、遠慮せずにご相談ください。

まとめ

リジュランが怖いと感じる理由はさまざまですが、なかでも「施術中の痛み」への恐怖は、多くの方が最初にぶつかる大きなハードルです。実際に痛みを感じやすい施術であることも、その不安に拍車をかけています。

しかし、痛みは麻酔によって大きくやわらげることができ、緊張や恐怖心そのものへのアプローチも可能です。「痛みが怖くて踏み出せない」という方こそ、どのような痛み対策があるのかを知り、自分に合った方法を医師に相談することから始めてみてはいかがでしょうか。

「リジュランが怖い」という方のために、当院では眠ったような感覚のなかで施術を受けられる「静脈内鎮静法」を導入しています。「痛みが怖い」「針が怖い」という方は、お気軽にご相談ください。
  • 本治療で使用する医療機器は、医薬品医療機器等法上、日本国内で承認されていない未承認医療機器です。
  • 当院では、医師の責任のもと、適切な手続きを経て輸入した医療機器を使用しています。個人輸入された医薬品・医療機器等の使用によるリスクについては、厚生労働省「個人輸入において注意すべき医薬品等について」をご確認ください。
  • 国内において、同一の成分または性能を有する承認済みの医薬品・医療機器はありません。
  • 諸外国において、現在までに重大なリスクは報告されていません。
  • 万が一重篤な副作用等が生じた場合、国の医薬品副作用被害救済制度等の対象外となる場合があります。
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