ソフウェーブは痛い?痛みの程度や和らげる方法をくわしく解説

ソフウェーブは痛い?痛みの程度や和らげる方法をくわしく解説|眠れるスキンクリニック田町|三田駅・田町駅の皮膚科・美容皮膚科・麻酔科

更新日:2026/07/03投稿日:2026/07/03

ソフウェーブを検討していると、「痛みはあるの?」「我慢できるかな?」という不安が頭をよぎりますよね。

結論からお伝えすると、ソフウェーブは少なからず痛みを伴う治療です。ただし、痛みの程度には目安があり、和らげる方法もいくつも用意されています。

この記事では、ソフウェーブはなぜ痛いのか、どのくらい痛いのか、そして痛みを抑えるための具体的な対策までわかりやすく解説します。

当院は、痛みケアに特化した美容皮膚科です。麻酔科専門医としての経験と、美容皮膚科での7年間の診療実績を活かし、「痛みがこわい」という気持ちに向き合います。

ソフウェーブはなぜ痛いのか?

ソフウェーブが痛みを伴うのは、肌の奥(中真皮)にあえて熱を加える治療だからです。

ソフウェーブは「SUPERB」と呼ばれる超音波技術を使い、肌表面から約1.5mmの中真皮層をおよそ60〜70℃まで加熱します(※)。この熱がコラーゲンを生み出す細胞を刺激し、肌のハリや引き締まりにつながります。たとえるなら、肌の土台に「軽いやけどに近い刺激」をわざと与えて、修復の力を引き出すイメージです。

熱を感じ取る神経が真皮にも通っているため、この加熱の刺激が「痛み」や「熱さ」として伝わります。効果を生む仕組みそのものが痛みの原因になっているため、完全な無痛にはならないのです。なお肌表面は「Sofcool」という冷却機能で守られており、表面がやけどする心配は抑えられています(※)。

※参考:Sofwave Medical「Sofwave Technology

ソフウェーブの痛みはどのくらい?

ソフウェーブの痛み

ソフウェーブの効果と安全性を調べたある研究では、ソフウェーブの痛みの強さを10段階(VAS)で評価したところ、平均は7.5(範囲2〜10)と報告されています(※)。この数値は、表面麻酔を45分間塗布し、希望者にはケトロラク(消炎鎮痛薬)の筋肉注射も併用したうえでのものです。つまり、一定の痛み対策を行っても、ある程度の痛みは伴う治療だといえます。

痛みの感じ方には個人差がありますが、多くの方は「表面がギュッと熱くなる感じ」「皮膚を爪でつねられた感じ」などと表現します。1〜2秒間の熱感が走り、それが一瞬で引いていく感覚を繰り返すイメージです。

とくに痛みを感じやすいのは、骨に近い額・こめかみ・あご先・目の下などの皮膚が薄い部位です。反対に、頬などやわらかい部位は比較的おだやかに感じられる傾向があります。

※参考:Dermatologic Surgery「Efficacy and Safety of High-Intensity, High-Frequency, Parallel Ultrasound Beams for Fine Lines and Wrinkles

痛みに耐えられるか心配です…。

西脇智哉 院長 西脇智哉

私自身が痛みに強いタイプではないため、当院では痛みへの配慮を特に大切にしています。施術前にはどのような痛みなのかを具体的にお伝えし、表面麻酔や冷風機の使用など、痛みを和らげるためのさまざまな工夫を行っています。
実際に施術を受けられた患者様からも、「想像していたより大丈夫だった」というお声をいただくことが少なくありません。

ソフウェーブの痛みを抑える方法は?

ソフウェーブは「一定の痛み対策を行っても、ある程度の痛みは伴う治療」とお伝えしましたが、複数の痛み対策を上手く組み合わせることで、痛みの程度は大きく下げられます。主な対策は次のとおりです。

  • 麻酔の使用
  • 気を散らす対策
  • 冷風機による緩和
  • 出力調整の相談

それぞれ詳しく見ていきましょう。

麻酔の使用

もっとも一般的な痛み対策が麻酔です。ソフウェーブでは、主に表面麻酔(麻酔クリーム)と神経ブロック注射の2つが用いられます。それぞれ効き方や向いている場面が異なります。

麻酔の種類方法効き方向いている方
表面麻酔(麻酔クリーム)肌に塗って置く肌表面の感覚をやさしく鈍らせる手軽に痛みを抑えたい方
神経ブロック注射神経の周辺に注射するより広い範囲をしっかり抑える痛みにとくに弱い方

たとえば「以前ほかの施術でつらかった」という方は、ブロック注射が向く場合があります。ただし神経ブロック注射に関しては、クリニックによっては別途費用が発生したり、そもそも導入していなかったりするケースがあります。

上記に加え、笑気麻酔という意識をリラックス状態にする麻酔もあります。笑気麻酔には不安を和らげる効果だけでなく、痛みを感じにくくする鎮痛作用もある(※)ため、「痛そうで怖い」という不安が強い方にも適した選択肢です。

麻酔の対応内容や追加料金の有無はクリニックによって異なるため、カウンセリングの際に確認しておくと安心です。

なお当院では、表面麻酔(麻酔クリーム)と神経ブロック注射のどちらも無料で実施しています。

※参考:株式会社セキムラ「笑気吸入鎮静法について

麻酔をしても痛いと聞いたのですが、実際のところどうなんでしょう…?

西脇智哉 院長 西脇智哉

ソフウェーブの痛みは、どのような痛み対策を行うかによって感じ方が大きく変わります。
痛みの感じ方には個人差がありますが、何も対策を行わない場合、ソフウェーブの痛みはNRSで7以上と表現されることがあります。

※NSR:0を痛みなし、10を人生で経験したもっとも強い痛みとする痛みの指標

一方で、表面麻酔や神経ブロック注射、冷風機などの対策を行うことで、多くの場合はこのNRSを 2〜5程度まで軽減できます。
特に神経ブロック注射が効いている部位では、施術中の痛みをほとんど感じない場合もあります。
それでも痛みが心配な方や、できる限り快適に施術を受けたい方には、静脈麻酔という選択肢もご用意しています。

※痛みの感じ方には個人差があります

気を散らす対策

麻酔以外にも、痛みから注意をそらす工夫があります。これは、別の刺激を同時に与えることで痛みの感覚を紛らわせる狙いがあり、人は複数の刺激を同時に受けると痛みだけに意識が集中しにくくなるためです。具体的な方法は次のとおりです。

対策狙い
肩や腕を軽く叩く触覚の刺激で痛みから注意をそらす
ブルブルペン(振動器具)振動の刺激で痛みを感じにくくする

たとえば、注射のときに「別の場所をつねられると痛みが薄れる」という経験に近いイメージです。道具や費用をほとんど必要としない対策のため、取り入れているクリニックも少なくありません。

当院では医師と看護師の2名体制で施術を進めており、医師が照射に集中する一方で、看護師がこの「気を散らす対策」に力を入れてサポートします。

気を散らす対策って、本当にそんなもので痛みが変わるんですか?

西脇智哉 院長 西脇智哉

実際に気を散らす対策で痛みは変わりますし、医学的な裏付けもあります。
実は痛みの感じ方は、刺激の強さだけで決まるわけではありません。1965年に学術誌『Science』で発表された「ゲートコントロール理論」では、脳へ伝わる痛みの信号には“ゲート(門)”のような仕組みがあり、振動や触覚など別の刺激が加わるとそのゲートが閉じやすくなり、痛みが伝わりにくくなると考えられています。
当院でも導入している振動機器や冷風機もこの応用です。痛みは「脳」が作り出す感覚でもあるため、気を散らす工夫も立派な痛み対策の一つなのです。

※痛みの感じ方には個人差があります

冷風機による緩和

施術中に冷風機で肌に冷たい風を当て、熱感や痛みを和らげる方法もあります。ソフウェーブ本体にも冷却機能は備わっていますが、それにプラスして、冷風機での冷却も実施します。

ソフウェーブは熱を利用する治療のため、照射部位には熱さが生じます。そこに冷風を当てて皮膚の表面を冷やすことで、熱による刺激がやわらぎ、痛みや不快感が軽くなります。

たとえば、やけどしそうな熱さを感じたときに冷たい風を受けるとほっとするのと同じ原理です。

麻酔と組み合わせて使われることも多く、施術中の快適さを高める対策として活用されています。

西脇智哉 院長 西脇智哉

冷風機は単に冷やしているだけではありません。冷たい刺激によって痛みの信号が脳へ伝わりにくくなるため、施術中の負担を軽減する効果が期待できます。

※痛みの感じ方には個人差があります

出力調整の相談

痛みが不安な場合は、医師や施術者に出力(エネルギーの強さ)の調整を相談することもできます。痛みの感じ方は人それぞれ違うため、その方に合わせて無理のない出力で進めることが大切です。

たとえば、痛みに弱い方には出力をしっかり抑えて、できるだけ負担の少ない形で照射するという対応も可能です。「痛みが心配で踏み出せない」という方こそ、我慢せずに事前に伝えておくとよいでしょう。

自己判断で不安を抱えたまま臨むのではなく、痛みの程度や不安を率直に共有し、自分に合った進め方を一緒に決めていくのがおすすめです。

西脇智哉 院長 西脇智哉

ソフウェーブの効果は出力だけで決まるわけではなく、ショット数や照射デザインも重要とされています。当院では無理に出力を上げず、その分ショット数や照射デザインで十分な効果を引き出し、なるべく我慢なく受けていただくことを心がけています。

※痛みの感じ方には個人差があります

まとめ

ソフウェーブは、少なからず痛みが伴う施術です。ただし、複数の痛み対策を上手く組み合わせれば、痛みの程度は大きく抑えられます。

具体的には、麻酔や気をそらす工夫、冷風機による緩和、出力の調整など、和らげる方法は数多くあります。痛みの感じ方には個人差があるため、不安な点は遠慮なくカウンセリングで相談し、自分に合った対策を選びながら、納得して施術に臨みましょう。

当院は、痛みケアに特化した美容皮膚科です。麻酔科専門医としての経験と、美容皮膚科での7年間の診療実績を活かし、「痛みがこわい」という気持ちに向き合います。
PAGETOP