シミ取り

シミ取り|眠れるスキンクリニック田町|三田駅・田町駅の美容皮膚科・麻酔科

シミ取りとは?

シミにはさまざまな種類があり、その種類ごとに適した治療法を選択することが重要です。
当院では、光治療(ルメッカ)やレーザー治療(QスイッチYAGレーザー)、内服・外用治療など、症状に応じた最適なアプローチをご提案しています。

頬に手をあてている女性

代表的なシミの種類

  • 老人性色素斑(日光黒子)
    紫外線の蓄積によりできるシミで、もっとも一般的です。境界がはっきりしており、加齢とともに増加します。
  • 雀卵斑(そばかす)
    遺伝が主な要因で、頬や鼻まわりに多発する小さな斑点状のシミ。思春期に目立つ傾向があります。
  • 炎症後色素沈着
    やけど・ニキビ・かぶれなどの炎症後に生じるシミで、時間の経過とともに自然に薄くなる場合もあります。
  • 肝斑
    女性ホルモンの影響が関与し、頬骨に沿って左右対称のもやっとしたシミが出るのが特徴です。レーザー治療では悪化することがあります。

レーザー治療の種類と特徴

当院ではQスイッチYAGレーザーを採用しています。
Qスイッチレーザーは高出力のレーザーを極めて短時間(10億分の1秒)照射することで、メラニン色素をピンポイントで破壊します。
しっかりしたシミやそばかす、刺青・アートメイクにも有効です。

YAGレーザー(532nm・1064nm)

浅い層と深い層の両方に対応。アジア人の肌に適しています。

アレキサンドライトレーザー(755nm)

浅~中層の色素に有効ですが、炎症後色素沈着のリスクがやや高めです。

ルビーレーザー(694nm)

もっともメラニンに吸収されやすく、肌の白い方に適しています。

QスイッチYAGレーザー

内服、外用薬治療の
種類と特徴

内服治療
  • トラネキサム酸:炎症やメラニン生成を抑える作用があり、肝斑や色素沈着に有効。
  • シナール(ビタミンC+B群):美白・色素還元・コラーゲン生成をサポート。
  • ユベラ(ビタミンE):血流改善と抗酸化作用により、肌のターンオーバーを促進。
外用治療
  • ハイドロキノン:メラニンの生成を抑え、既存の色素沈着を改善します。
  • トレチノイン:ターンオーバーを促進し、ハイドロキノンとの併用で効果を高めます。

こんな方におすすめ

  • 顔のシミやくすみが気になる
  • そばかすを改善したい

治療の流れ
(レーザー治療)

1

カウンセリング・診察

2

照射(施術時間:約30〜45分)

3

注意事項の説明・ご帰宅

スイッチレーザー

1

カウンセリングを行い、医師より治療内容のご説明をいたします。

2

洗顔をしていただいて、ご希望に応じて麻酔を塗布します。(約30分)

3

照射部位に照射いたします。施術時間は約30分〜45分です。

4

注意事項の説明を受けてご帰宅ください。

施術後の過ごし方

洗顔

当日から可能

メイク

翌日から可能(治療部位以外は当日から可能)

シャワー・入浴

当日から可能

運動・飲酒

翌日から可能

治療経過・注意点

  • 施術後1〜3日で赤みや腫れが落ち着き、かさぶたが形成されます。
  • かさぶたは自分で剥がさないようにし、自然に剥がれ落ちるのを待ちます。
  • 1〜2週間でかさぶたが剥がれ、ピンク色の新しい皮膚が現れます。1ヶ月程度で周囲の肌と馴染んでいきます。
  • 約40〜50%の方に炎症後色素沈着(PIH)が起こると言われています。
  • 刺激のある成分を含んだ化粧品(AHAや高濃度ビタミンC配合など)をご使用の方は、使用再開の時期をご相談ください。
  • 保湿、紫外線対策をしっかりと行ってください。

炎症後色素沈着
(PIH)とは

  • かさぶたが剥がれ、ピンク色の薄い皮膚が現れた後に色素が濃くなる症状です。
  • シミが濃くなったように見えます。
  • 炎症後色素沈着が生じた場合、3ヶ月後くらいから色素が薄くなり始めて、半年ほどで目立たなくなります。
  • 炎症後色素沈着の発生を抑え、濃くなった色素を早く改善するには、ご自身での適切なケアも重要です。

治療間隔・回数

1回の治療で効果を実感できるものが多く、症状によっては複数回の治療が必要となります。

禁忌・副作用・注意事項

禁忌
(治療を受けられない方)

  • 金製剤(抗リウマチ薬)の使用歴がある方
  • 光線過敏症の方、または光感受性を高める薬を服用中の方
  • 金の糸を入れている方(部位による)
  • 治療エリアに金属インプラントがある方(歯科インプラントは除く)
  • 治療部位に前癌病変、悪性腫瘍、またはその疑いのある方
  • 出血性疾患がある方

副作用の可能性

  • 赤み
  • 腫れ
  • 炎症後色素沈着
  • 色素脱失
  • 火傷
  • 瘢痕形成
  • 創部の感染
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