更新日:2026/08/16投稿日:2026/08/16

ソフウェーブを取り扱うクリニックを比べるなかで、同じ「全顔」でもショット数がバラバラで、「このショット数で足りるの?」と気になっていませんか。ショット数が少ないと効果が出ないのでは?と不安になりますよね。
この記事では、ソフウェーブのショット数の目安を整理したうえで、ショット数と効果の関係をわかりやすく解説します。
| ソフウェーブは、同じショット数でも照射技術によって効果が左右される施術です。当院では、医師自らが照射を行う「ドクター施術」とし、ソフウェーブの効果を最大限引き出すことを目指しています。 |
目次
ソフウェーブのショット数とは

ソフウェーブのショット数とは、施術時に肌へ超音波を照射する回数のことです。
ソフウェーブは「SUPERB」という独自技術を採用しており、1ショットで7本の超音波ビームを同時に真皮層へ届けます。この1回の照射が「1ショット」としてカウントされ、施術ではこれを何度も繰り返して顔全体をカバーしていきます。
つまりショット数は、「肌のどれだけの範囲に、どれだけの密度で超音波を当てるか」を表す目安といえます。
ソフウェーブのショット数の目安

ソフウェーブのショット数は、照射する部位によって目安が変わります。ここでは代表的な2つのケースに分けて見ていきましょう。
- 全顔の場合
- 首+顎下の場合
全顔の場合:150〜200ショット前後
全顔(額・頬などを含む)を照射する場合、ショット数の目安は150〜200ショット前後とされることが多いです。
顔は凹凸があり面積も広いため、ムラなくカバーするにはある程度のショット数が必要になります。たとえば頬まわりだけなら100ショット程度、額からフェイスラインまでを含めた全顔だと200ショット前後、というように、照射範囲に応じて数が変わります。
全顔150〜200ショットというメニューをよく見かけるのですが、何か根拠があるのですか?
メーカーが推奨するショット数はありますが、実際の設定は各クリニックの施術方針によって変わります。
ソフウェーブの臨床研究では、照射範囲を50%重ねながら2回繰り返して照射すると、真皮中層のおよそ28%に熱が届くと報告されています(※)。同じ場所を少しずつ重ねて2周する、とイメージするとわかりやすいでしょう。
この2周分をムラなくカバーしようとすると、顔全体では150〜200ショット程度が目安となってきます。
※参考:参考:Dermatologic Surgery「Efficacy and Safety of High-Intensity, High-Frequency, Parallel Ultrasound Beams for Fine Lines and Wrinkles」
首+顎下の場合:70〜90ショット前後
首と顎下を照射する場合のショット数の目安は、70〜90ショット前後とされることが多いです。全顔よりも照射面積が狭い分、必要なショット数も少なくなります。
全顔+首+顎下をセットで受ける場合は、単純な合算で220〜290ショット前後になるケースが多いです。
ソフウェーブのショット数と効果の関係

ソフウェーブは、十分な照射範囲を確保するために適切なショット数を照射することが重要であるものの、必要以上にショット数を増やすことで効果が高まることを示した医学的根拠はありません。つまり、「ショット数が多いクリニックを選んだ方が効果が大きい」とはいえません。
また、ショット数を必要以上に増やし、重ねて照射することは、真皮への負荷が増えるため有害事象のリスクが高まることにも留意すべきです。
重要なのはショット数そのものではなく、
- 適切な部位に
- 適切な密度で
- 照射漏れなく
照射することです。これらが担保された状態で、前述した「全顔の場合で150〜200ショット前後」があれば、ショット数としては十分といえるでしょう。
当院では目安のショット数は設定しているものの、お顔の大きさやたるみの状態に合わせて照射範囲を調整し、照射漏れのないようデザインしています。そのため、患者さんごとにショット数が変動します。
ショット数以外でソフウェーブの効果を左右する要素

ソフウェーブの効果は、ショット数という「数」だけで決まるわけではありません。次の2つの要素も仕上がりを大きく左右します。
- 元々のたるみの状態
- 照射技術
それぞれ詳しく見ていきましょう。
元々のたるみの状態
効果の出方は、施術を受ける方のもともとの肌の状態によって変わります。
ソフウェーブは軽度から中等度のたるみやしわに適した治療です。そのため、すでに重度にたるんでいる肌に対しては、ショット数を多くしても変化を実感しにくい場合があります。

たとえば、皮膚以外のたるみが大きく進行しているケースでは、ソフウェーブ単独では物足りず、別の治療のほうが適していることもあります。
「ショット数を増やせば効果が上がる」と考える前に、まずは自分のたるみの程度がソフウェーブに向いているかを、医師に相談して見極めることが大切です。
照射技術
同じショット数でも、どう照射するかによって仕上がりは変わります。
ソフウェーブは肌に機器を密着させて熱を届ける治療です。そのため、1回ごとの照射に隙間を作らず、熱の作用する範囲を連続させることが欠かせません。ハンドピースを大きく動かしすぎると照射と照射の間に隙間が生まれ、狙った範囲に熱が行き渡らなくなってしまいます。
さらに、圧のかけ方や皮膚のしわの向き(皮膚割線)を意識した照射も仕上がりを左右します。たとえば、たるみを引き上げたい方向を考えて照射する(ベクトルを意識する)ことで、より自然なリフト感につながります。
こうした技術は経験に左右されるため、ショット数の多さだけでクリニックを選ぶのではなく、施術者の経験や体制も確認しておくと安心です。
ソフウェーブは研修を受けた看護師が照射することも可能ですが、メーカーの推奨は、医師自身が照射することです。当院のソフウェーブは、適応の見極めから診断、デザイン、照射までを一貫して担当するために、ドクター施術としています。
まとめ

ソフウェーブのショット数は、全顔で150〜200ショット前後、首+顎下で70〜90ショット前後が一つの目安ですが、これはあくまでクリニックのメニュー設定に基づく参考値です。大切なのは、ショット数の多さだけにとらわれないことです。
実際の仕上がりは、もともとのたるみの状態や施術者の照射技術によっても大きく変わります。数字だけで判断せず、自分の肌に合った治療かどうかを医師とよく相談したうえで、信頼できるクリニックを選ぶことが大切です。
| 当院では、医師自らが照射を行う「ドクター施術」とし、ソフウェーブの効果を最大限引き出すことを目指しています。 |




