更新日:2026/08/22投稿日:2026/07/27

鏡を見るたびに気になる、口元のほうれい線。「メスは使いたくないけれど、しっかり改善したい」という方に注目されているのが、切らないたるみ治療「ソフウェーブ」です。
しかし、「本当にほうれい線に効くの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ソフウェーブがほうれい線に働きかけるメカニズムから、実際の症例や改善しづらいケースまで、詳しく解説します。
| 当院のソフウェーブは、医師自らが照射を行う「ドクター施術」となっています。最大30分程度、施術を行う医師とのカウンセリング時間も設けているので、「自分のほうれい線に対して効果が出るのか気になる」という方もお気軽にご相談ください。 |
目次
ソフウェーブはほうれい線に効果がある?
結論からお伝えすると、ソフウェーブはほうれい線の改善が期待できる治療です。
ソフウェーブは、独自の超音波技術(SUPERB)で肌の中間層である「中真皮」に熱を届け、ハリの土台となるコラーゲンやエラスチンの生成を促す治療です。具体的には、皮膚表面から約1.5mmの深さに熱を集中させ、そこにある線維を引き締めながら、肌が自ら修復しようとする力を引き出します。

実際に、ソフウェーブを用いた研究では、施術2か月後に中真皮のコラーゲン線維の密度が増加し、ほうれい線の改善が皮膚科医によって評価されたことが報告されています(※)。
たとえば、加齢で肌のハリが落ちてきて、頬が少し下がり始めたことでほうれい線が気になってきたという段階の方に向いています。
(※)参考:Journal of Cosmetic Dermatology「High‐Intensity, Parallel Ultrasound Tightening of Facial Skin: Clinical and Pathologic Results」
ほうれい線の改善でソフウェーブを選ぶ人は多いのですか?
はい、ほうれい線を気にしてソフウェーブを希望される方は多くいらっしゃいます。
ただし、ほうれい線には皮膚のたるみ、頬のボリューム、靭帯のゆるみ、骨格や表情筋の変化など複数の要因が関係しています。そのため、ソフウェーブだけで十分な改善が期待できる方もいれば、変化が限られる方もいるため、適切な診断が重要です。
ソフウェーブでほうれい線を治療した当院の症例
Case.1


| 対象 | 40代女性 |
|---|---|
| Afterの撮影タイミング(効果が現れるまでの期間) | 2ヶ月後 |
| 施術内容 | 中下顔面リフト(頬+フェイスライン+顎下) |
| 施術回数 | 1回 |
| 施術の総費用 | 165,000円(税込) ※自由診療 |
| リスク・副作用 | 赤み、腫れ、内出血、膨隆疹、火傷 |
Case.2



| 対象 | 40代男性 |
|---|---|
| Afterの撮影タイミング(効果が現れるまでの期間) | 2ヶ月後 |
| 施術内容 | 全顔+顎下 |
| 施術回数 | 1回 |
| 施術の総費用 | 231,000円 ※自由診療 |
| リスク・副作用 | 赤み、腫れ、内出血、膨隆疹、火傷 |
Case.3


| 対象 | 30代女性 |
|---|---|
| Afterの撮影タイミング(効果が現れるまでの期間) | 2ヶ月後 |
| 施術内容 | 中下顔面リフト(頬+フェイスライン+顎下) |
| 施術回数 | 1回 |
| 施術の総費用 | 165,000円 ※自由診療 |
| リスク・副作用 | 赤み、腫れ、内出血、膨隆疹、火傷 |
ソフウェーブでほうれい線を治療するメリット

ソフウェーブがほうれい線治療でよく選ばれるのには、いくつかの理由があります。ここでは、代表的な3つのメリットを見ていきましょう。
- メスを使わない非侵襲的な治療である
- ダウンタイムがほとんどない
- 顔のボリューム減少や神経への影響が起こりにくい
それぞれ、くわしく解説します。
メスを使わない非侵襲的な治療である
ソフウェーブの大きな魅力は、肌を切らずにほうれい線へアプローチできる点です。
手術による治療は効果が期待できる一方で、傷あとや長い回復期間、感染などのリスクがともないます。ソフウェーブは超音波の熱エネルギーだけで肌の内部に働きかけるため、こうした外科的なリスクを避けられます。「たるみは気になるけれど、手術はこわい」という方でも選びやすい治療といえるでしょう。
ダウンタイムがほとんどない
ソフウェーブは、施術後すぐに日常生活へ戻れることも大きなメリットです。
表皮を冷却しながら内部にだけ熱を加える仕組みのため、肌表面へのダメージが少なく、施術後の特別なケアは基本的に必要ありません。また、厚生労働省の薬事承認を取得しており、安全性が一定の基準で認められた機器であることからも、副作用を過度に心配する必要はないといえます。
たとえば、仕事の合間や休日に施術を受けて、そのままメイクをして外出する、といった使い方もしやすい治療です。
顔のボリューム減少や神経への影響が起こりにくい
ソフウェーブは、エネルギーが中真皮に集中し、それより深い層には作用しにくいことも見逃せないメリットです。
前提として、たるみ治療のなかには、ハイフ(HIFU)のように真皮より深いSMASや脂肪の層まで熱を届けるものがあります。こうした深い層への熱治療では、頬の脂肪が減って「こけて見える」といったボリューム減少や、神経への刺激が副作用として指摘されることがあります(※1)。
一方でソフウェーブが熱を届けるのは、皮膚表面から約0.5〜2mmの真皮に限られます。脂肪層やその奥の神経・筋肉には熱が及びにくいため、深さに由来するリスクが起こりにくいのです。実際に、ソフウェーブの臨床試験では脂肪減少に関する有害事象は報告されていません(※2)。
たとえば、もともと頬がこけ気味の方でも、輪郭のボリュームを保ちながらほうれい線のケアを目指しやすい治療といえます。
※1 参考:Applied Sciences「Complications and Risks of High-Intensity Focused Ultrasound (HIFU) in Esthetic Procedures: A Review」
※2 参考:Dermatologic Surgery「Efficacy and Safety of High-Intensity, High-Frequency, Parallel Ultrasound Beams for Fine Lines and Wrinkles」
顔のボリュームが減ることは、一見すると小顔効果につながるように思われるかもしれません。
しかし実際には、必要な部位の脂肪まで減ってしまうと頬がこけて見えたり、疲れた印象になったり、かえって老けた印象につながることがあります。
特に年齢とともに顔の脂肪は自然に減少していくため、「引き締め」と「ボリュームの維持」のバランスはとても重要です。
ソフウェーブでは改善しにくいほうれい線

ソフウェーブは万能ではありません。ほうれい線の「原因」によっては、十分な効果を感じにくいこともあります。具体的には以下のようなほうれい線に対して、ソフウェーブは不向きです。
- 皮下脂肪の下垂(たるみ)が主因のほうれい線
- 骨格・輪郭の凹凸が影響しているほうれい線
- 溝が深く刻まれた定着型のほうれい線
自分のほうれい線がどのタイプに近いのかを知ることで、ソフウェーブが向いているかどうかを判断しやすくなります。順番に見ていきましょう。
ほうれい線の種類ってどうやって見極めるんですか?
ほうれい線を診察する際には、「線の深さ」だけを見ているわけではありません。
例えば、
・頬を軽く持ち上げたとき、ほうれい線がどの程度浅くなるか
・頬の脂肪量や下垂の程度・皮膚のハリや弾力
・表情を作ったときにほうれい線がどのように変化するか
などを総合的に確認しています。
同じように見えるほうれい線でも、「皮膚のたるみ」が主体の方もいれば、「骨の萎縮」や「表情筋の影響」が強い方もおり、原因は一人ひとり異なります。
実際にはこれらの要素が複数重なっていることがほとんどで、ご自身で鏡を見ただけで原因を判断するのは簡単ではありません。そのため、「ほうれい線が気になるからこの治療」と決めるのではなく、まずは原因を見極めることが大切だと考えています。
皮下脂肪の下垂(たるみ)が主因のほうれい線
頬の脂肪が大きく下がっていることが原因のほうれい線には、ソフウェーブ単独では十分な効果を得にくいことがあります。
ソフウェーブが熱を届けるのは、皮膚の中間層である中真皮(約1.5mm)です。一方、脂肪の下垂はもっと深い層で起きているため、たとえば頬の脂肪が口元に大きく覆いかぶさっているような重度のたるみでは、肌表面の引き締めだけでは変化を実感しにくくなります。このタイプは、より深い層に働きかける治療との組み合わせが検討されます(※)。
※参考:Plastic and Reconstructive Surgery – Global Open「Nasolabial Fold Assessment, Strategy, and Treatment With Hyaluronic Acid Fillers」
骨格・輪郭の凹凸が影響しているほうれい線
加齢による骨の萎縮(やせ)が関係しているほうれい線も、ソフウェーブだけでは改善が難しいケースです。
顔の骨は皮膚や脂肪を支える「土台」ですが、年齢とともに上あご(上顎骨)を中心に少しずつ吸収され、後退していくことがわかっています。土台が痩せると、その上の皮膚や脂肪を支えきれなくなり、ほうれい線が深く刻まれます。この骨の変化そのものは、肌へ熱を加えるソフウェーブでは補えないため、注入治療などが向いています。
溝が深く刻まれた定着型のほうれい線
すでにくっきりと深い溝として定着したほうれい線も、ソフウェーブでは変化を感じにくい傾向があります。
ソフウェーブはコラーゲンの生成を促して肌全体を少しずつ引き締める治療のため、効果はゆるやかにあらわれます。たとえば、笑っていなくてもはっきりと線が残るほど深く刻まれた状態では、1度の治療で肌のハリを底上げするだけでは溝を埋めきれないことがあります。。このような場合は、溝を直接埋めるヒアルロン酸注入などと組み合わせる方が有効な可能性があります。
まとめ

ソフウェーブは、切らずに中真皮へ超音波の熱を届け、コラーゲンやエラスチンの生成を促してほうれい線を改善に導く治療です。研究でも中真皮のコラーゲン増加とほうれい線の改善が報告されており、手術のリスクやダウンタイムを避けたい方に向いています。
一方で、脂肪の下垂や骨の萎縮が主な原因の場合、あるいは溝が深く定着している場合は、ソフウェーブ単独では効果を感じにくいこともあります。そうしたケースでは、他の治療との組み合わせも検討すべきです。
まずは自分のほうれい線の原因を見極め、医師に相談したうえで、最適な治療を選んでいきましょう。
| 当院のソフウェーブは、医師自らが照射を行う「ドクター施術」となっています。最大30分程度、施術を行う医師とのカウンセリング時間も設けているので、「自分のほうれい線に対して効果が出るのか気になる」という方もお気軽にご相談ください。 |




